2015-05-09
適切なオキシトシン回路を作ることの重要性
→生後3年までの養育者との安定して温かい関係の重要性
スーザン・クチンスカス (著), 白澤 卓二(順天堂大学大学院教授) (監修), 為清 勝彦 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 272ページ
出版社: ヒカルランド (2014/2/28)
■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
“愛の神経化学物質”オキシトシンを知らないと、一生不幸のまま。やさしく読める、ハッピーな生き方が身に付く面白科学実用書・ハウツー本。
著者について
スーザン・クチンスカス(Susan Kuchinskas)は、人間として生きることについて科学が教えてくれることに魅了されたジャーナリストです。『タイム』『ワイアード』などさまざまな出版物に数多くの記事を発表しています。カリフォルニア州バークリーで夫、犬、カエルとともに暮らし、菜園を持ち、溶接や養蜂も行っています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白澤/卓二
1958年生まれ、神奈川県出身。順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授。1952年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。同大大学院医学研究科修了、医学博士。東京都老人総合研究所病理部門研究員、同神経生理部門室長、分子老化研究グループリーダー、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て現職。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。健康番組でのわかりやすい老化防止対策解説で定評がある
」 クチンスカス,スーザン
ジャーナリスト。『タイム』、『ワイアード』などさまざまな出版物に数多くの記事を発表している。カリフォルニア州バークリーで夫とともに暮らし、菜園を持ち、溶接や養蜂も行っている
為清/勝彦
1967年10月23日広島県尾道市生まれ。1990年筑波大学国際関係学類卒。電力会社勤務を経て、現在農業の傍ら執筆・翻訳活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■もくじ
序文「愛情ホルモン」で幸せになる―必読本! 白澤卓二(順天堂大学大学院教授) 2
はじめに 6
第1章 「つながり」を築く物質
□つながり(コネクション)の化学物質 20
・妊娠のためだけではない 2
1 ・化学物質のカクテル 22
・情動分子の干満 23
□ストレスとリラックスのバランスを取る 24
・逃げるか、戦うか「内なる先史」HPA軸 25
・「調停者」を支配する冷却材オキシトシン 28
・敵か、味方か? 29
□新生児には愛する能力がない 30
・誕生後の脳の形成 31
・なめる、鼻を押し付ける、愛する 34
・愛を愛することを学ぶ 38
第2章 赤ちゃんはこうして愛を学ぶ
□マザリングがオキシトシン系を形成するプロセス 46
・情動のサーモスタット(温度自動調整装置)48
・ママの短気に赤ちゃんは? 50
・不安の閾値 51
・愛着のギャップから学ぶ 57
□マザリングと「オキシトシンの型」 60
・安定型 62
・回避型 62
・不安型(葛藤型) 63
・情動のセットポイント(決定打) 63
・分裂した脳 64
□母親は母親になることをどのように学ぶのか 67
・「ママ脳」を再構築する 69
・ 愛の上昇幅 71
・ 赤ちゃんの疝痛(発作性腹痛)はなぜ?どうする? 74
□人間関係を拡大すれば「幸せ力」がアップする 77
・この親にしてこの子あり 78
・親に似た人を愛してしまう 86
第3章 いつも孤独
□愛がうまくいかないとき 95
・アイス染料で着色されたネガティブなメガネ 96
・ストレスでイライラの「犯人」コルチゾール 98
・坑コルチゾール―孤独とはオキシトシン渇望 103
□欠陥のある愛着のサイクル 104
・苦痛の潮流―青年4人に1人が深刻なリスク 106
・「愛せない」親の子供たち 107
□結びつくことを学習する 109
・悪循環を断つ 110
・なぜセラピーで効果があるのか? 115
・子犬との恋でオキシトシン反応を誘発する 118
第4章 恋(ロマンス)
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