◎■ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観■ ―
2015-06-12


と発音する)[発音上は「ハン」に強勢を置く。以下、本書では単にピダハンと表記する]の人々と暮らし、アマゾン文化にどっぷり浸かるなかで、知性がいかなる成長を遂げるかを描いたものである。ピダハンの人々のこと、彼らがわたしに教えてくれた科学的知見と人としての教え、さらにはそうした教えに導かれてわたしの人生がいかに大きく変わり、それ以前とはまったく違う生き方をするようになったかを記している。
  それは「わたしが」得た教えだ。ほかの人ならまた違った受け取り方をしただろう。あとに続く研究者たちは彼らなりの物語に出会えることだろう。結局のところわたしたちは、自分にできるかぎり率直に、またはっきりと語る努力をするしかない。

■一言
人類にとってもっとも大切なものを教えてくれる人々かもしれない。

■書評
るびりん書林 別館
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