今日のハワイ人は, 彼らの主権国家実現のために力を注いでいる。島々の状況―絶えざる「開発」と無差別な都市化計画―は, 彼らが土地の主権を取り戻そうとする理由の一つである。開発業者による島々の舗装事業は, 押し寄せる移民たちから利益をむさぼるものだが, ハワイ人が知る昔ながらの人と自然環境との良心的な関係とは矛盾し, 全く相容れないものなのである。
昔のハワイ人は, 宇宙とその働き, 宇宙における人の役割を説いた哲学体系を築いた。その他の哲学的伝統と同様に, 彼らの哲学は, 人々が周辺世界とどう接してきたかを観察し, それを元にして形成されてきた。つまり, ハワイ人の哲学は彼らの生き方そのものを反映している。それが誕生するやいなや, 人々はその体系をよりどころに世界と継続的な関係を結んできたのである。
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■一言
ハワイ人の本来の世界観について、何も知らないことと、すこしでも知っていることの間には大きな違いがある。
■書評:
るびりん書林別館
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